浴衣の柄のもつ意味
こんにちは!衣装レンタルのファッションリースです。
イベントやお祭りに欠かせない日本の夏衣装といえば、浴衣ですよね!!
浴衣と一言でいっても、様々な色や柄などがあります。
そんな浴衣に描かれている柄の意味って皆さんご存じでしょうか。
何気なく選んでいる方もいらっしゃると思いますが、
実は、描かれている花や物にも一つずつ素敵な意味合いがあるんです。
今日は、そんな浴衣の柄の意味についてご紹介致します。
桜
まず、一番最初にご紹介するのは、日本の象徴の花ともいえる『桜』
夏というよりは、春の花というイメージが強い桜ですが、
浴衣の柄としては一年を通して着用され、
季節を飛び越えて愛されている柄です。
また桜は、春の芽吹きを連想させ、『物事の始まり』いう意味と、
稲作の神が宿る木と言われ五穀豊穣の『豊かさ』
の花という意味を持ったとても縁起の良い花です。
華やかな美しさと、散り際の潔さは日本人の美意識とも結びつきます。
黒やネイビーなどの落ち着いた色だと大人っぽい印象に、
白やピンクなどの明るめな色だと可愛らしい印象に見せることも出来ます。
浴衣の柄選びに迷ったら、
まずは日本の象徴のイメージを持った桜柄を選べば間違いはないです。
紫陽花
紫陽花の花には色々な花言葉があります。
小さな花びら(ガク)が寄り集まって1つの花として咲くことから、
『和気あいあい』『家族団欒』などの仲の良さをイメージした言葉。
梅雨の長い雨に懸命に耐え忍び美しい花を咲かせることから『辛抱強い愛情』
フランスでは紫陽花開花シーズンの6~7月頃は
穏やかで過ごしやすい季節となっている為、
『元気な女性』などといった意味もあります。
また、成長とともに紫陽花の花の色が変化していく事から『移り気・浮気』
青や藍色の花であることから『冷淡』とネガティブなイメージの意味など様々です。
紫陽花の色も花言葉と同じように、青・赤・白・紫など様々な色があり、
みるものを楽しませてくれる素敵な花です。
紫陽花も梅雨という期間の花のイメージがありますが、
浴衣はカジュアルなものなので、こちらも期間をあまり気にせず、
一年中着用しても問題はありません。
また、紫陽花は雨を連想させ涼しげなイメージなので、
浴衣の柄の中でも定番となっています。
撫子
「撫でたくなるほど可愛らしい」という意味から名付けられたと言われている花。
桜に似た大振りの可愛らしい花と、竹のように細かな葉や茎が女性的で、
『優雅』『笑顔』『美』といった意味があります。
細かい糸が集まったような花びらが繊細で清楚な印象となり、
一歩引いて男性を立てるような女性のイメージと結びついて出来た花言葉で
『貞節』『純愛』などもあります。
また、日本とは真逆のイメージで、
西洋ナデシコの持つ派手な赤色に由来し『大胆』という意味合いもあります。
朝顔
古くから庶民に愛され、親しみのある朝顔の花。
支柱にツルを絡ませることから、『固い絆』『愛情』
ツルがしっかり巻きつくことから『あなたに結びつく』
などの素敵な花言葉があります。
朝顔は初夏に咲き、青や紫などの淡い色合いが涼しげで
爽やかなイメージです。
また、1年に1度の七夕の織姫と彦星が出会えたことを祝う
縁起の良い花ともされています。
デートでの浴衣には愛情の意味合いのある朝顔がお勧めですね♪
百合
昔から「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」といわれるように、
美人の象徴の花として知られている花。
『幸福』や『富貴』という意味が込められており、
身に付けると幸福祈願にも!
エレガントで上品なイメージを演出したいのなら、
百合柄の綺麗系浴衣がおすすめです。
さいごに
この他にも、菊や桔梗・ハイビスカス・蝶など様々なモチーフが浴衣の柄に取り入れられています。
今年の夏の浴衣は、柄の意味から選んでみてはいかがでしょうか。
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